〒923-0301
石川県小松市矢崎町ナ129番地1
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2030年を達成年度とし、17のゴールと169のターゲットから構成されてます。
石川県では、処遇面や人材育成でモデルとなる福祉事業者を認定しています。
同制度では、働きに見合った給与・昇給の実施や、労働時間の短縮・休暇制度の充実などに意欲的に取り組んでいる福祉の職場を認定します。
社会福祉法人大和善隣館(以下、「当法人」という)は、「善隣のこころ」「いつでもどこでもそして誰にでもわれ等善き隣人たらん」の理念のもと、子どもたちを地域及び保護者とともに育成するという思いのもと、地域に密着した教育・保育事業を実施しています。お陰様で多くの皆様からご愛顧を賜っております。しかし、残念なことに、稀ではありますが、改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)に則って考えた際、ハラスメントと断定されるような言動をとる保護者様が見受けられることも事実です。そうした状況が職員の心身に及ぼす影響を深刻に受け止めて、カスタマーハラスメントについて明確な方針を設け、共有する必要があると考えました。
より良いサービスを提供していくためには、働く職員に安心して働ける環境を提供することも必要であると考えています。また、利用者、子どもたちそして保護者との信頼関係を築き、お互いに協力し合うことが必要不可欠です。この協力関係の構築により、サービス品質がより高まるものと考えています。
パワハラ防止法が定義するハラスメントの定義を参考に、以下のような内容を想定しています。
<身体的な攻撃>
● 職員に向かって物を投げたり、突き飛ばしたりする
<性的な言動>
● 職員の身体に触る、待ち伏せする、つきまとい行為を行う
● 職員に対して食事やデートに執拗に誘う
● 性的な冗談など性的な内容の発言を行う
<精神的な攻撃>
● 人格を否定するような言動
● 侮辱的な言動
● 長時間(概ね30分以上)にわたり必要以上に何度も同じ内容で激しく叱責する
● 他者の面前で大きな声で威圧的な叱責を繰り返す
● 事実ではない事柄や、事実かどうか不明な内容を口コミやSNSなどで拡散する
<過大な要求>
● 当法人が提供できない教育・保育の提供を強いる
<個の侵害>
● 教育・保育に関係のない、職員のプライベート情報(住所、学歴、家族構成など)を聞き出そうとする
上記はあくまで一例ですが、このような事象がみられた場合、当法人として充分なサービス等教育・保育提供が困難となります。
当法人では、ハラスメントとみられるような事象が発生した場合に備えて、その事象がハラスメントにあたるかどうかを判断するための窓口を設置し、ハラスメントに適正かつ迅速に対応をするため、外部機関(弁護士、警察等)との連携を強めていきます。
その上で、実際ハラスメントが発生した場合には、外部機関からの協力を仰ぎながら、毅然とした態度で対応します。場合によっては、サービス利用中止や退園をお願いする場合があります。
住所:〒923-0301 石川県小松市矢崎町ナ129番地1
電話:(0761)58-0328
メールアドレス:daiwazenrinkan@io.ocn.ne.jp
目的に掲げている通り、当法人は、提供するサービス、教育・保育において利用者、子どもたちそして保護者との信頼関係を築き、より良いサービスを提供したいと考えています。
そこで、利用者及び保護者には以下の事項をお願いしたいと考えています。
●ハラスメント行為に加担しない
● 他者に敬意を持って行動すること
● すべての法令を遵守すること
利用者及び保護者には、当法人だけでなく、利用者同士・保護者同士でも良好な関係を築いていただき、今後も上記事項の順守を継続していただくことで、より良いサービスの提供に尽力していきたいと考えておりますので、引き続きご協力お願いします。
令和7年4月1日 社会福祉法人大和善隣館 理事長 広川 保